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京丹後JCについて

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さらに彼方へ~覚悟と勇気を胸に新時代を切り拓け~

理事長所信

一般社団法人 京丹後青年会議所
2018年度理事長 櫛田 啓

『はじめに』

1949年、戦後の混沌とした時代背景の中、『新日本の再建は我々青年の仕事である』という志のもと、日本の青年会議所運動が始まりました。この日本初の青年会議所の設立理念は、現在も「明るい豊かな社会の実現」という究極の理念として位置付けられています。そして、この究極の理念に志を同じくした京丹後青年会議所は全国で337番目の会員会議所として発足されました。創始の想いは「次代を担う子どもたちに夢のある素晴らしい郷土を残してやろう」というものでした。

それから52年。故郷は今、激動の時代を迎えました。あり続けるものだと思っていたものが失われ、大切な故郷が姿を変えていきます。時代は地方創生を求め、それぞれの地域には主体性と地域の強みを活かした独自のまちづくりが求められています。自分を癒し、エネルギーの源となる故郷は今、音を立てて動き出しています。気が付けば「あの頃は良かったな。」が口癖のようになっていますが、取り戻したくても過去は戻ってきません。あの頃を糧に未来を築こう。更なる高みを求めて、京丹後の新時代を切り拓いていきましょう。そのために私たちは、覚悟を決め、今を生きる。

『故郷を遊びつくせ』

「海の京都」で知られる丹後地域では、古来より自然の神を奉る「和の心」を持つ独自の文化に海から伝わった先進文化が融合し、強大な古代文明が築かれました。数々の神話や国生み伝説の舞台となるこの地域は「和の源流」とも言われています。そのような悠久の歴史と豊かな自然に囲まれたこの地域は子どもたちにとって最高の遊びの場であり、最適な学びの場と言っても過言ではないでしょう。しかし、近年では子どもの1日の過ごし方が大きく変わってきました。なかでも大きく変わったのが「体を動かさない」「人と触れあわない」「話さない」という3つの要素です。テレビやゲームなど、屋内で遊べるものが充実しており、家の中にいても退屈することがなくなりました。その結果、友達と一緒に外で遊ぶことが少なくなり、日常の遊びのなかで得られる「学びの場」が昔に比べて大幅に減少しています。

自然は子どもたちの感性を磨き、協調性を育み、健康な体を作ります。歴史は子どもたちにルーツを教え、故郷への愛と誇りを育みます。私たちは次代を担う子どもたちに、豊かな地域資源を抱えたこのまちの類稀な価値を受け継いでいかなくてはなりません。その第一歩は、最適な学びの場である故郷を子どもたちと共に遊びつくすことから始まります。

『地方創生の実現に向けて』

魅力溢れるまち京丹後も近年では、少子高齢化や都市部への人口流出による人口減少により、産業の担い手不足や若い世代の減少等、地域の活力が著しく低下しています。国は東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的に地方創生を打ち出しました。しかし、その実現に向けて今何が求められているのかということを具体的に理解できている市民はどれだけいるのでしょうか。私たちは、地方創生の実現に向けて市民に求められている「ミッション」とは何かを明らかにし、大切な一歩を踏み出さなければいけません。

そこで、私が考える市民ミッションのひとつは「暮らす」ということです。さらに言えば、「まちの魅力」を最大限に取り入れた「暮らし」を手に入れることです。それは、誰もが参画できるまちづくりであり、私たち市民のプライドになります。

しかし、そのようなプライド高き暮らしも単一的では多くの共感や感動は得られず、独りよがりになってしまいます。そこには多様性が求められます。そして、多様な「暮らし」を実現するためには、互いの違いを認め合い、違いを強みに変える「ダイバーシティ」の推進が必要不可欠です。違いを認め、本質的な価値を認識することで、比較ではなく共存という新たな価値を見出すことが出来ます。多様な人々と多様な地域資源が織りなす一期一会の「暮らし」は、共感と感動を生み出す唯一無二の「京丹後ブランド」になるのです。

『強くしなやかな和の文化』

世界におけるマグニチュード6以上の地震の約20%が日本で発生していると言われています。更に近年では、台風や豪雨による土砂災害や火山の噴火等の自然災害が各地で発生するなど、日本は自然災害大国と言われています。その昔、人々は予期せぬ災害から人々や農作物を守るために神社を設けて五穀豊穣を祈り、集まっては知恵を絞り、互いに助け合いました。そして、無事に収穫された農作物は神社に奉納され、人々は祭りを催して神々に感謝し、互いの労を労いました。そうして、大切な家族や地域を守るコミュニティが形成されたのです。

日本人が受け継いできた「和」の文化とは、自然災害から家族や地域を守るために、人と人の繋がりが強くしなやかに構築された、調和のとれた社会を生み出す文化のことです。予期せぬ災害から大切な家族や地域を守るために、改めて人と人の繋がりを強化すると共に、如何なる時も冷静に対処できる準備をしておく必要があります。

『会員の「増」と「強」』

青年会議所運動は紛れもなく市民意識変革運動です。しかし、まちづくりに興味を持って青年会議所の門を叩く会員はそれほど多くありません。「仲間を増やしたい」「仕事に繋げたい」と考え入会する会員がほとんどではないでしょうか。その目的は全て主語が「自分」であります。ところが、青年会議所運動に携わっているうちに「仲間が」「京丹後青年会議所が」「京丹後のまちが」というように、いつの間にか自分以外を主語に考えるようになります。この単純な変化こそが青年会議所が行っている市民意識変革運動であります。そして、まちを想う人を増やすということが「明るい豊かな社会の実現」に繋がっていくのです。

そのために私たちに求められることは、会員の「増」と「強」です。「増」とは会員数の増員であり、「強」とは会員志質の強化、つまり主語が自分以外に置き換わるということです。この「増」と「強」を両輪としなければ、持続的な組織の発展は遂げられません。しかし、ただ闇雲に会員を増やそうとしても青年会議所がどんな団体か知らない人も少なくはありません。志を同じうする者が相集うために、様々な広報媒体を駆使した広報活動は勿論のこと、私たちの志に触れ、魂が揺さぶられるような機会の提供を行って参りましょう。

地方創生を実現する京丹後を創造するために、現状の会員数では、市民の意識を変革するに至らないことを自覚し、我々は会員増強に真剣に取り組まなければなりません。

『志を高め新時代を切り拓こう』

激動の時代を迎えた京丹後の再建は紛れもなく我々青年の仕事です。このまま為す術もなく時代の流れに埋没し、子どもたちが帰る、大切な故郷を失う訳にはいきません。今こそ、このまちに暮らし、このまちで出会い、このまちを豊かにしようと考える私たちが、このまちの未来を照らす希望の光を見出し、地域のオピニオンリーダーとして明るい豊かな社会へと導いていく必要があります。

その為には、我々個人の更なる成長が必要不可欠です。現状に甘んじることなく、愚直な実践の積み重ねから自己成長を遂げなくてはいけません。そこで、青年会議所には様々な機会が用意されています。役職に就くことでリーダーシップを学び、出向することで世界を広げ、仲間との出会いによって更なる可能性に気付くことができます。まさに、青年会議所は新たな自分を発見する機会を提供してくれるのです。しかし、そのような機会も自ら掴み取ろうとしなければ目の前を通り過ぎていくだけです。志を高め、世界を広げよう。無限の可能性に満ち溢れた、まだ見ぬ自分を探しに行こう。青年会議所のスケールメリットを最大限に活かした人づくりに邁進しましょう。

『結びに』

その昔、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡の北側の岬には「ネク プルス ウルトラ(この先には何もない)」という言葉が掲げられ、人々はそこが「世界の果て」だと考えていました。しかしある時、新世界を目指した勇気あるスペインの探検家たちは「プルス ウルトラ(さらに彼方へ)」と唱え秘境の海へ出ました。そして、大航海の末に「世界の果て」と言われていたその先に、アフリカ大陸を発見しました。

新時代を切り拓くためには覚悟と勇気を持って前に進まなければいけません。その先に何が待ち受けているのかは誰も分かりません。それでも私たちは希望の光を求め、航路を突き進もう。

俺たちはひとりじゃない
覚悟と勇気を胸に新時代を切り拓け
さらに彼方へと
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