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JC PRESS

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KYOTANGO JC OFFICIAL WEBSITE 2017
JCプレス【No.6】
2013年12月22日発行 編集/広報・会員拡大委員会

~シリーズ~ つなぐ・つながる vol.3

子どもを守る会

京丹後市丹後町間人地区
前川笑子 様 相見美子 様 中江美津枝 様

一般社団法人京丹後青年会議所では、このまちで活動をされている個人や団体の皆様と連携を図り、手を取り合いながら共に活動して参りたいと考えております。そこで広報・会員拡大委員会では、地域の人と人とのつながりの更なる強化がより良いまちづくりにつながると考え、私達と同じ思いで活動されている地域の様々な方に、その活動の様子や想いを伺って参ります。そして、その様子を京丹後青年会議所新聞で広く発信し、今後の地域コミュニティのあり方を市民の皆様と共に考える一つのきっかけにしたいと考えております。

京丹後市のボランティアによる地域防犯活動について

 京丹後市の各小学校区では、PTAのほか、各地の自治会組織や老人会などの各種団体による、地域防犯活動が行われています。その中の一つとして、登下校時の防犯パトロールや立ち番などの地域防犯活動があり、京丹後市内には現在約40の地域ボランティア組織があります。今回は、その中の一つ、京丹後市丹後町間人地区で子どもを守る会として小学生の登下校を8年間も見守っておられる前川笑子さんと相見美子さんと中江美津枝さんにお話を伺いました。

活動のきっかけ

 平成18年に老人会の方から声かけがあり、この活動を知りました。私達のように年老いても、自分達のできることで何か地域のためになることがあればやってみようという思いで協力させて頂くことになりました。最初の頃は、自宅の前が通学路になっている方や、買い物などの家事の途中にお手伝いできる方が中心となり、子ども達の登下校の見守りをしていました。始めた頃は参加する人も少なかったですが、現在では、老人会の方が中心となり、婦人会の方も含めたメンバーで、毎日子ども達の登下校を見守っています。最初の頃は、恥ずかしいのか挨拶をしても返ってこない子もいましたが、こちらが毎日声をかけ続けると、徐々に元気な挨拶が返ってくるようになりました。その時は、「この活動をしていて良かった」と思えますね。

形を変える地域の姿

 昨今、この京丹後市でも人口減少や少子高齢化など様々な要因で地域社会が抱える問題は深刻になっていています。私達が暮らす間人地域でも、昔に比べたら子どものいる若い世帯が減っている一方で、独り暮らしや老夫婦だけのお年寄り世帯は増えてきています。子どもの数が減り、地域から子ども達の元気な声が徐々に聞こえなくなってくるのはとても寂しい気がします。特に最近は外で遊ぶ子どもが減り、子ども達と地域の大人達がふれあう機会が減ってきているように感じます。昔は、釣りをしたり広場で野球をしていた子ども達もいて、それを地域の大人が誰となく見ており、子ども達に声をかけたりしたものです。しかし、最近は子ども達が遊ぶ場所も減り、大人達も子ども達が遊ぶ姿にあまり興味を示さなくなっているのではないかと思います。子ども達を取り巻く環境もここ数十年で大きく変わり、地域の人と人とのつながりも以前よりも希薄になっているように感じます。

子ども達の笑顔で元気をもらう

 この地域では独居老人も多く、家族と住んでいても年を取ると外に出る機会も少なくなり、地域の人達とふれあう機会も減ってきます。でも、この活動で毎日決まった時間に外へ出て、学校へ向かう子ども達の屈託のない笑顔を見ながら元気に挨拶をしていると、こちらも元気をもらえるんです。私達もこの活動を通して、日常の中で笑顔になれる時間ができたことはとてもありがたく、今では生きがいになっています。地域の方からは「子どもがしっかりと挨拶できるようになった」「皆さんが見守ってくださるので安心して学校に行ける」「いつもありがとう」など多くの感謝の言葉を頂けます。また、毎日同じ時間に同じ場所に立って子ども達を見送るので、一日活動を休んだだけで、「昨日はいなかったけどよそ行きでしたか」と子ども達の親御さんから声をかけてもらうこともありました。このように、子ども達を見守るということを通して、世代を超えて地域の人達とコミュニケーションが図れるなんてとても素晴らしいことだと思います。

人がつなぐ地域の絆

 南海トラフ巨大地震が今後30年以内に発生する確率は60~70%と言われています。このような大規模災害や火災発生時に、被害を最小限に押さえるためにも、日頃から消防団や行政などの各種団体や地域ごとに構成されている自主防災組織がしっかり連携し、地域の住民同士が手を取り合う地域コミュニティの力の向上が非常に大切なものとなっているのではないでしょうか。
 また、消防団員同士の繋がりや消防団と地域住民との繋がりが以前より希薄化している中で、万が一の時に備える消防団の組織力を維持・向上させていくためにも、団員相互の繋がりを強化すると共に、地域住民の消防団活動への理解と協力が不可欠ではないでしょうか。
 今後は、私達一人ひとりが防災という観点からも地域コミュニティ形成の大切さについて、今一度見つめ直し、しっかりと次の世代へと受け継いでいくことが重要だと思います。

一年間を振り返って

 今年一年間、広報・会員拡大委員会では、地域の人と人とのつながりの更なる強化がより良いまちづくりにつながると考え、私達と同じ思いで活動されている地域の様々な方に、その活動の様子や想いを伺うことで、今後の地域コミュニティのあり方を市民の皆様と共に考える一つのきっかけにしたいと考えて取り組んで参りました。
 取材にご協力頂いた皆様には、子育て、防災、防犯と目的は違えど、地域を想う強い気持ちがありました。その地域に住み、地域を想う人々がつながりを持ち、小さなことからでも何か行動を起こすことで、人々の結びつきはより一層強くなり、延いては地域の発展へとつながるのではないでしょうか。
 自分のふるさとのため、子ども達のため、同じまちに住む私達が手を携え、まずは一歩を踏み出しましょう。
 一年間、ご覧頂き誠にありがとうございました。

MEETING REPORT

京丹後青少年未来議会

~考えよう!私達のまちのこと~

 10月20日、京丹後市議会場にて市内の中高生22名と京丹後市長中山泰様をはじめとする行政の皆様、京丹後市議会議長岡田修様にご参加頂き、「京丹後青少年未来議会~考えよう!私達のまちのこと~」を開催致しました。
 事業当日は議場の張り詰めた雰囲気の中、生徒達は緊張しながらも京丹後市に対する想いを堂々と述べ、また、自分達の考えるこのまち問題や魅力について大人達と存分に議論しました。
 普段では経験することができない、議会と同じ雰囲気の中で、中山市長や行政の各担当者の方へ直接質問や意見を述べる体験をしたことで、政治や京丹後市のまちづくりに興味が湧き、市政への関心を深めることができたと考えます。

 行政の皆様には、中高生の様々な意見を聞いて頂き、生徒達がこの京丹後市について真剣に考えていることを認識して頂けたものと思います。また、新鮮で興味深い質問が多く出ていたことから、今後の市政に活かす機会にして頂けたものと考えます。
 また、議会の様子は、ケーブルテレビやFMたんごを通じて、京丹後市内に発信させて頂き、市民の皆様には、中高生の京丹後市に対する思いを知ることで、自分達の住むまちについて考えて頂く良い機会になったのではないかと思います。

 最後になりましたが、今回事業に参加してくれた中高生はもちろん、事業を迎えるまでに、京丹後市内の各中学校・高校へ行なった京丹後市に対するアンケートにご協力頂いた4000名を超える生徒達、本事業の趣旨に賛同して頂いた京丹後市役所様、京丹後市議会様、京都府教育委員会様、京丹後市教育委員会様、京丹後市内の各中学校、高等学校の校長先生をはじめとする職員の皆様には心より御礼申し上げます。ありがとうございました



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