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JC PRESS

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JCプレス【No.2】
2012年7月29日発行 編集/広報委員会

 (社)京丹後青年会議所では、地域で頑張る人達とネットワークを積極的につくり、更に絆を深めて参りたいと考えています。広報委員会では、行政・各種団体と互いの思いを共に語り合う場を設け、その様子を市民の皆様に広く発信して参ります。
 今号は、丹後のなでしこ対談と題しまして、文化を切り口に地域活性化に取り組んでおられる、京都府丹後文化会館館長 西村まさみ氏と、丹後初のFM局として地域の魅力発信に努めておられる、京丹後コミュニティ放送局長 宮川優氏、?京丹後青年会議所 理事長 沖田真奈美で、丹後の魅力の創造・発展、京丹後のまちづくりについて語って頂きました。


丹後のなでしこ対談

西村まさみ
(財)京都府丹後文化事業団 事務局長兼文化会館館長
2010年に現在の役職に就任
丹後地域における豊かな文化の振興及び普及に尽力され、毎年京都府の3つの文化会館と協力し文化芸術祭も開催されている。

宮川 優
NPO法人 京丹後コミュニティ放送 局長
担当番組
たんご・モーニング・サンド!
たんごメッセージうぇ~ぶ 他
京丹後市の広報誌「広報きょうたんご」でコラム「宮川優のたんご優遊見聞録」も担当。

沖田真奈美
(社)京丹後青年会議所 第47代理事長
株式会社 アウルコーポレーション副社長
京丹後青年会議所初の女性理事長として日々まちのために情熱を燃やす。


丹後の魅力について

沖田
本日はお忙しい中、お時間を頂戴し、ありがとうございます。今日は女性ばかりの対談ですし、柔らかい雰囲気で楽しく丹後のことについて語り合えればと思います。さて私達の暮らす丹後には、豊かな自然や美味しい食べ物などの多くの魅力があると思いますが、その他にお二人が感じられる丹後の魅力はどのようなものでしょうか。

宮川
やっぱり人でしょうね。恐らく丹後の人は、特におもてなしの心が優れているように感じますね。おもてなしというのはマニュアルがあってやるものではなくて、心からこうしてあげたいという思いですることですから、その部分が他の地域とは違うのかなとは思います。

西村
そうですね。30年振りに帰郷した私が感じるのは丹後の人は人間がすれていないと言いますか、とても素直な感じを受けますね。また、地方特有なのかもしれませんが、丹後の方とお話をしていても、とても馴染みやすくどこか懐かしい感じがします。京阪神からの友人や知人も声をそろえて、丹後を訪れた感想に「人間のよさ」を入れ、また訪れたいと言います。

沖田
確かに自然や食だけでなく、それらに恩恵を受けながら暮らす人々も大きな魅力ですね。丹後という魅力ある地域が、ここで暮らす人々を魅力ある人に育んでくれているんだと思います。


丹後の発展のために

沖田
丹後の魅力の一つは人であると伺いましたが、少子高齢化や人口減少が急速に進んでいる中、私達青年の役割はとても大きいものだと感じています。今年度はまずは自分自身が成長することが、結果として地域の発展に繋がると考え、そうした研修事業にも力を入れていますが、今後、丹後がもっと発展していくためにはどのようなことが大切だと思われますか。

西村
先程、丹後は人が魅力の一つでもあるとお話がありましたが、丹後の女性はとても我慢強くて元気がある人が多いと思います。何にでも挑戦して、やってみなけりゃ分からない。駄目だったら駄目という感じで勢いがありますね。そうした部分もありながら、とてもきめ細やかな気配りができるところは、丹後の女性の魅力だと思います。

宮川
そうですね。私は宮津市から京丹後に来ているのですが、京丹後で感じるのは女性が元気だということ。私もその元気な女性の一人になりたいなと思いましたね。丹後の発展のために今ある魅力に何かを加えるとしたら、女性がもっともっと活躍できる機会をつくり出すことが大切なのではないでしょうか。

沖田
丹後七姫にも代表されるように、丹後は歴史上でも活躍した女性と関わりが深い地域ですものね。


西村
大昔でなくても、私達のおばあちゃん世代もそうですが、辛抱強くて粘り強い方々がいらっしゃったから今があるんでしょうね。昔の丹後の冬は今以上に長かったでしょうから、家の中の仕事が中心になってしまったと思います。農家の方が機織りをやり出したというのもそうした自然環境だったからでしょうね。季節にもよるのでしょうが、女性がコツコツと家族のために頑張って、男性はそれを支えていたというような部分があったと思います。

沖田
なるほど。女性が活躍できる機会と環境、そしてそれを支える男性の理解が今後の丹後の発展には欠かせないということですね。


宮川
私は職業柄、多くの方にお話を聞く機会があるのですが、長引く景気低迷で、京丹後の皆さんの気持ち自体が沈んでしまっている感じがします。インタビューをしても、出てくる言葉はマイナスの言葉がほとんどです。それを聞いた方も、駄目なんだと思いこんでしまうし、それが連鎖反応で広がっていくと地域全体の気分も更に沈みますよね。つらくても明るい表情や態度、苦しい中でもプラスの気持ちで頑張っていこうという意識改革が必要なのではと思いますね。

西村
確かにそうかもしれないですね。丹後のお年寄りはとても元気ですものね。それはやはり気持ちが元気だからだと思います。第一線を退かれた後も、自分の夢を持たれ、子どもや孫の世代のために活動されている方もおられます。とても素晴らしいことだと思います。そういう方々のお話に、若い人がもっと耳を傾けること。特に青年会議所メンバーの皆様のように、跡継ぎとして頑張っておられる方々は、先人達の思いに耳を傾ければ、そのお話の中に素晴らしいヒントが得られると思います。丹後で暮らしてこられた先人達の経験は丹後の貴重な財産だと思いますよ。

沖田
世代を超えての繋がりを持つということも大切ですね。若者世代とご年配の方々とが交流していくことで先人達の貴重な経験は活かされてくるものだと思います。またそういった中に、丹後がもっと元気になるような発見があるかもしれません。京丹後青年会議所でも、私達からご年配の方々にもっとお声かけをして、交流し繋がりが持てる機会を設けていきたいと思います。


絆づくり

沖田
今年度の私達の活動の大きなテーマの一つに人と人との絆づくりというものがあります。様々な方と交流して、まずは繋がり、災害などが起きたときには、電話一本ですぐに助け合えるようなネットワークづくりを日頃からしていきたいなと考えています。上辺だけでなく心が通い合った関係づくりが、今後ますます大切になってくるのではと感じています。

宮川
私達は、ここ3年、年間100名近いゲストの皆様にお越し頂いて対談などを行いましたが、今後はせっかく来て頂いた一人ひとりとしっかり繋がっていきたいと考えています。そうすることで何かのときにはこの人に声をかけたら良いんだなというのがあると、助かりますよね。声をかけて頂いた方も嬉しかったり、そこで繋がりができ、更に関係も深まるのではないでしょうか。また、それを聞いているリスナーの方と繋ぐ、ということも私達コミュニティ放送の仕事だと思っています。様々な人と関わり、繋がりを深めていくことで何か新しいものが生まれるかもしれませんよね。

西村
丹後文化会館は今年33年目なのですが、心の豊かさが無かったら人間づくりはできないという思いで設立当初から様々な事業に取り組んで参りました。京都府には長岡京、中丹、丹後と3箇所の文化会館があります。その3つがネットワークを持ちながら、文化芸術祭というのを27年間ずっと続けています。その中で皆様が言われるのは、若い方にもっと文化芸術に触れて欲しいということです。心を豊かにしようと思うと、文化芸術の果たす役割が大きいと感じられているからだと思います。丹後にも様々な文化芸術活動をされている団体がありますが、それを通して若者と年配者との世代間のネットワークもできてくると思います。その中で、若者は年配者から学び、年配者は若者からパワーをもらう。こんな風にできると、更に心の醸成が進み、より豊かな心で暮らせるのではないかと思いますね。

沖田
ありがとうございました。本日はそれぞれのお立場での素晴らしいお考えが聞けて、とても有意義な時間を持てました。今回の出会いをきっかけに今後も更に良い関係づくりを進めていければと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。お忙しい中、本当にありがとうございました。


第5回 小学生ウルトラクイズin京丹後

 6月17日、今年で5回目を迎えた「小学生ウルトラクイズin京丹後」を京丹後市内の小学5・6年生、138名に参加して頂き開催致しました。この事業は、京丹後市内各所を貸切バスで移動しながら、クイズを通して丹後の歴史や文化等を学び、郷土愛を育んで頂くことを目的として開催しています。更に、普段触れ合うことの少ない他校の友達や大人達と行動を共にする中で、相手に対する思いやりや感謝の心を持つことの大切さを学んで頂くことも大きな目的の一つとしています。

 また今回は、地域の大人皆で子ども達を育んでいく必要があると考え、この地域で活動されている多くの団体の皆様に事業の計画段階からご協力頂きました。今後もご協力頂いた皆様と繋がりを持ち、何かあればすぐに協力できるような絆を深めて参りたいと考えております。

 当日は、丹後の魅力である文化や歴史はもちろん、自然や人物、地場産業からも様々なクイズを出題し、子ども達に丹後の魅力を存分に感じて頂くことができました。小さなノートに必死にメモを取り、解説に耳を傾ける子ども達の真剣な姿を見て、この事業開催の意義を改めて感じることができました。

 特に今回は、丹後の素晴らしい自然環境を活かした農業を営まれている方にもお話を聞き、自分達の日々の生活には欠かせない食についても考える機会をつくりました。机上で学ぶだけでなく、現地に行き、自分の目で見て、触れて、その場の空気を感じることで、子ども達の記憶に丹後の素晴らしい魅力がより一層強く残ったものと思います。この事業で、自分のふるさとに関心を持ち、将来もこのまちで暮らしたいという子ども達が一人でも多く出てくれば幸いです。

 最後になりましたが、今回の事業に参加してくれた子ども達はもちろん、送り出して頂いた保護者の皆様、本事業の趣旨をご理解頂きご協力頂きました地域の諸団体の皆様、協賛企業各社の皆様に心より御礼申し上げます。
 ありがとうございました。


第5回 優勝チーム「イノW」峰山小学校



主催/(社)京丹後青年会議所 後援/京丹後市教育委員会


【協力】
NPO法人 エコネット丹後/NPO法人 京丹後コミュニティ放送/京丹後市商工会女性部/京丹後市商工会青年部/京丹後メディアクラブ/TNG(Tango Next Generation)

【協賛】
株式会社 安達住設(フロレスタ京都河原町店)/コカ・コーラ ウエスト株式会社/セントラーレ・ホテル京丹後/タケチャンファーム/京都府農業公園 丹後あじわいの郷/株式会社 丹後乳販 /冨田電気通信株式会社(auショップ)/株式会社 にしがき/プラザホテル吉翠苑/株式会社マルハン プラザアピア峰山/峰山商業開発株式会社/株式会社 山本商店/株式会社 淀徳商店
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