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ABOUT-KYOTANGO JC 2016-

スローガン

未来への躍動
~自らの成長が地域を変え、未来を変える~


未来への躍動~自らの成長が地域を変え、未来を変える~

理事長所信

一般社団法人 京丹後青年会議所
2016年度理事長 水田博基

『はじめに』

一般社団法人京丹後青年会議所は2015年創立50周年という大きな節目を迎えました。私達は周年を通して、創始から先輩諸兄が歩んでこられた歴史を振り返るとともに、京丹後市の現状を踏まえ、未来へ向けて、何を考え、何をしていかなければならないのかを改めて考える機会を頂き、創立50周年ビジョンを掲げました。本年はこのビジョンのもと、新たな未来の創造へ向けてスタートを切ります。

現在、京丹後市を取り巻く環境は、少子高齢化や人口減少、地域経済の低迷といった様々な課題が山積している状況です。これらの地域の課題に対して、このまちに住み暮らす市民として、また青年経済人として、しっかりと向き合い解決へ向けて率先して行動することが、このまちの未来に対する、私達の責任であり、担いであると考えます。

このまちに対して今何が必要とされ、そして、それをどのように実践していくのかを積極的に考え、行動できる、京丹後の輝く未来へ向けて躍動する京丹後青年会議所でありましょう。

『躍動する京丹後の創造を目指して』

地方分権、地域主権の時代と言われて久しくなります。そして、地方創生の言葉のもと、国主導による時代から、地域が主体性を持ち、独自性を活かして地域の活性化を図らなければ生き残れない時代へと変化したことが明示されました。しかし、未だに「自分とは関係ない」、「誰かがしてくれる」といった考えの方も少なくないのではないでしょうか。地域はそこに住み暮らす一人ひとりから成り立っており、他力本願な考えで主体性を失ってしまってはこのまちの輝く未来はないのです。私達は、このまちの未来の為に、市民一人ひとりがまちをつくる担い手であり、「自分達のまちは自分達でつくる」という意識を高めていく運動をしていかなければなりません。そして、京丹後には私達以外にもこのまちの未来を思い活動をしている人々がいます。それぞれの持つ個性や特性を活かしながら、連携を深め、このまちの未来へ向けて協働することで、地域力を高めるとともに、まちづくりに対する新たな可能性を生み出すことにつながる取り組みを行って参りましょう。

また、地域が主体性を持つには、このまちに住み暮らす人々の地域を愛する心を醸成していくことが重要です。京丹後市には、豊かな自然、悠久の歴史、この地に根付いた文化や伝統、魅力的な食といった豊富な資源が存在します。その資源はこのまちを愛する人と人とのつながりによって磨かれ、更に魅力を増すことができます。そして、磨かれた資源は地域の魅力となり、その魅力に触れた人々に共感をもたらすとともに、地域が持つ特徴や良さを見直すことにつながります。この地域の魅力を多くの人々に発信し、感じて頂くことで京丹後を愛する人々を増やしていきましょう。

そして、これらの運動を通して、このまちを愛する市民一人ひとりが主役となり、能動的に行動できる、未来へ向けて躍動する京丹後を創造していきましょう。

『次代を担う子ども達の為に』

子ども達はこのまちの次代を担う大切な人財です。よく現代の子ども達は変わったと言われます。しかし、生まれたばかりの子ども達は、いつの時代も変わらず、子ども達が成長する過程における様々な環境の変化が影響しているのです。現代は少子化や核家族化、情報化社会の急速な進展などによって、人と地域とのつながり、人と人とのつながりが希薄になり、子ども達にとって本来地域社会の中で身についていく地域を愛する心や社会性を育みにくくなってきているのではないでしょうか。

子どもの頃の体験はかけがえのない財産として、深く心に刻まれます。京丹後の自然や歴史、文化や伝統といった地域の魅力やその魅力の中に存在する人と地域、人と人とのつながりに実際に触れる体験を通して、子ども達がこのまちを心から愛し、次代を担えるよう成長できる機会を創出していきましょう。

また、私達は子育て世代として、地域の大人として、子ども達の見本となる背中を見せられる存在とならなければなりません。時代の変化に伴い、子ども達を取り巻く環境も変化を見せている中、子ども達が未来をたくましく生きていく人財へと成長できるよう、私達は育てる力を養い、子ども達を正しい方向へと導いていける大人として成長していきましょう。

『自らの成長を望もう』

青年会議所の原動力は紛れもなくメンバー一人ひとりであり、それぞれの成長がなければ組織としての成長はありません。青年会議所は、メンバー一人ひとりが地域や企業の良きリーダーとなるべく、自己研鑽、自己啓発を行いながら、互いに切磋琢磨することで成長することができる学び舎でなければなりません。青年会議所の活動の中には、多くの学びや気づきの機会があります。しかしながら、その学びや気づきは、何もせずして得られるものではなく、自ら積極的に参画し、自らの成長を望んでこそ得られるのです。メンバー一人ひとりが青年会議所の活動を通して、地域を担うリーダーとして、また地域経済の活性化を進める青年経済人として、積極的に資質の向上を図り、魅力的な人財へと成長しましょう。

『運動を拡げる為の会員拡大』

青年会議所は20歳から40歳までの青年で構成されており、40歳を迎えると卒業となります。年齢制限のある組織として持続的に発展していく為に、会員拡大は大変重要な課題です。しかし、会員拡大は単に組織を維持する為だけに行うのではありません。私達と同じ志を持った仲間を増やすということは、青年会議所の理念である明るい豊かな社会の実現へ向けての運動を拡げることにつながり、その輪が大きくなればなるほど、運動は効果的に行えるのです。メンバー一人ひとりが会員拡大は青年会議所運動そのものであるということをしっかりと認識し、一丸となって会員拡大に取り組んで参りましょう。

『共感を生み出す情報発信』

私達の運動を拡げる上で、情報発信は重要な役割を持っています。これまで私達は、紙媒体やホームページ、SNSを使用し、情報発信を行って参りました。しかし、それらの広報媒体の特性を活かした効果的な情報発信には至っていないのが現状ではないでしょうか。たとえどんなに魅力的な運動を行ったとしても、多くの人々の共感を得なければ、私達の運動は拡げることができません。情報発信を効果的に行うには、伝える手段について考えるのは勿論のこと、誰に何を伝えるのか、何の為に伝えるのかということをしっかりと考えなければなりません。単なる事業告知や報告の発信にとどまらず、私達の運動を拡げる為の情報発信ということを意識して、積極的な広報活動を展開して参りましょう。

『結びに』

青年会議所の活動を通して得られる学びや気づき、そして、多くの仲間との出会い。これらは人生にとってかけがえのない経験であり、必ずや自分自身の成長へとつながるものであると確信しています。そして、メンバー一人ひとりの成長こそが地域を変え、未来を変える原動力となるのです。

人生で最も輝く青年期だからこそ、自らの成長を求め、一歩前に踏み出しましょう。

そして、責任世代の青年として、京丹後の未来を切り拓くべく、英知と勇気と情熱を持って、活き活きと活動する、躍動する青年会議所活動をメンバー一丸となって行っていきましょう。

全ては未来の為に。
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